エアコンクリーニング施工事例

株式会社Y’s・planningです。

日頃より弊社の活動にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

本日は、快適な室内環境を維持するために欠かせない「エアコンクリーニング」の施工事例をご紹介いたします。

エアコンは日常的に使用する家電ですが、その構造上、内部にはホコリやカビが蓄積しやすい傾向にあります。これらを放置することは、機器の性能低下だけでなく、健康被害にもつながる可能性があります。弊社では、専門的な技術を用いた徹底的な洗浄を行い、皆様に清潔な空気をお届けしております。

施工内容の詳細

今回の施工では、一般的な壁掛け型エアコンを対象に、内部の徹底洗浄を行いました。表面的な拭き掃除ではなく、専用機材を用いた分解洗浄です。

エアコンクリーニングのメリット

プロによる分解洗浄を行うことで、以下のような具体的かつ技術的なメリットが得られます。

1. 熱交換効率の向上による省エネ効果

エアコンの心臓部である熱交換器（アルミフィン）がホコリで目詰まりしていると、空気の吸い込み・吐き出しがスムーズに行えず、設定温度に達するまでに余分な電力を消費します。洗浄により目詰まりを解消することで、熱交換率が正常化し、消費電力の削減（電気代の節約）につながります。

2. アレルゲン物質の除去と空気質の改善

内部に発生した「トリコスポロン」や「クラドスポリウム」といったカビの胞子は、エアコンの風に乗って室内に飛散します。これらは夏型過敏性肺炎やアレルギー性鼻炎の原因となります。高圧洗浄でこれらを物理的に除去することで、室内の空気質（IAQ）が劇的に改善されます。

3. 機器の長寿命化

フィルターやファンが汚れていると、モーターに過度な負荷がかかります。定期的なメンテナンスで負荷を軽減することは、コンプレッサーやファンモーターの寿命を延ばし、長期的な設備維持コストの低減に寄与します。

施工に伴うデメリットと注意点

弊社では透明性を重視し、施工に伴うリスクやデメリットについても包み隠さずご説明いたします。

1. 製造から10年以上経過した機種のリスク

製造から10年以上経過したエアコンの場合、プラスチック部品が経年劣化により硬化しており、分解時にツメやルーバーが破損するリスクが高まります。また、万が一故障した場合、メーカーに交換部品の在庫がなく、修理ができない（買い替えが必要になる）可能性があります。

弊社の対策

施工前に必ず製造年式を確認し、リスクについて十分にご説明した上で、ご了承いただける場合のみ作業を行います。

2. クリーニングによる一時的な動作音の変化

汚れがひどかった場合、ファンに付着していた汚れの重みがなくなることで、ファンの回転バランスが変わり、洗浄直後に微細な振動音や風切り音が変化したように感じることがあります。

弊社の対策

これは正常な状態に戻った証拠であることが多いですが、異音が著しい場合はベアリングの摩耗なども疑われるため、適切に点検・アドバイスを行います。

3. 完全に全てのカビを除去できるわけではない

分解洗浄といえども、壁側に密着しているケーシングの裏側や、断熱材の深部に浸透したカビの色素沈着までは、構造上完全に除去できない場合があります。

弊社の対策

プロとして可能な限り細部まで洗浄しますが、「完全新品同様」にはならない箇所があることを事前にご説明し、誤解のない施工を心がけています。

エアコンクリーニングは最低でも年一回、夏前に行うのがおすすめです

エアコンクリーニングは、単に見た目を綺麗にするだけでなく、ご家族の健康と家計を守るための重要なメンテナンスです。弊社Y’s・planningは、確かな技術と誠実な対応で、お客様の快適な暮らしをサポートいたします。

これらの施工にご興味のある方はお気軽に株式会社Y’s・planningまでご相談・お問い合わせください。